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社会になくてはならない
存在であり続けるために。

2024年4月1日付で前任の中村明仁からバトンを引き継ぎ、経営の舵取りを担うことになりました。事業環境が大きく変化しつつある最中での交代ということもあり、いかにその重積を全うしていくか、大変身の引き締まる思いです。
改めてイビデンケミカルの歴史を紐解き、将来を見据えると、これまでに築いたビジネスを守りつつ、中長期的な視点で新たな価値を創出していく重要性を強く認識しています。その実現のため、大きく2つのテーマに沿って、事業活動を進めていきます。
1つ目は、当社がもともと持っていた強み、技術をより広い分野で生かすべく、製品・サービスの開発体制を強化すること。2つ目は、親会社であるイビデンとの対話を活性化し、パートナーシップを一層深めること。幸い、私はイビデンの電子事業部門で長らく開発職に携わってきたため、いずれのテーマにおいても自らの経験や人的ネットワークが少なからず生かせるのではないかと考えています。
変化の過程では、苦しい場面や困難に遭遇することもあるでしょう。思いもよらなかった出来事が明日起こるかもしれません。しかし、どのような時もチームワークで乗り越えていける会社にしたいというのが私の考えであり、そのための力をイビデンケミカルのメンバーは備えていると確信しています。
今後の当社の取り組みに、どうぞご期待ください。企業理念「私たちは、人と環境に優しい製品・サービスで地域と世界をつなぎ、社会の発展に貢献します」のもと、事業活動に邁進し、持続的な成長を果たしていく所存です。
引き続き、変わらぬご支援・ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

YASUYOSHI OKUDA
代表取締役社長 奥田 泰啓

PHILOSOPHY理念

企業理念 私たちは、人と環境に優しい製品・サービスで地域と世界をつなぎ、
社会の発展に貢献します。
行動指針
1.安全・品質
私たちは、安全と品質に妥協することなく、すべてのステークホルダーに安心をお届けします。
2.顧客優先
私たちは、常にお客様の立場で考え、提案し、喜びを提供します。
3.チャレンジ精神
私たちは、市場の変化やニーズを積極的に取り入れて、創意・工夫・熱意で企業価値の向上に取り組みます。
4.コンプライアンス経営
私たちは、法令と倫理を順守し、フェアな活動を通して社会から信頼され続ける企業を目指します。

OVER VIEW会社概要

社名 イビデンケミカル株式会社
事業所所在地 本社 〒503-8503 岐阜県大垣市青柳町300番地 TEL.0584-89-7491(代表)FAX.0584-89-7492 【 MAP 】
高石事業所 〒592-0001 大阪府高石市高砂3丁目79番地 TEL.072-268-0131 FAX.072-268-0417 【 MAP 】
設立 1959(昭和34)年7月15日
代表者 代表取締役社長 奥田 泰啓
資本金 137,847,826円
従業員数 40名
事業内容 ガス充填・販売、産業廃棄物の管理コンサルティング他
液化石油ガス販売事業者証

HISTORY沿革

1959(昭和34)年 揖斐川アセチレンを大阪府高石市に設立。
1960(昭和35)年 揖斐電アセチレンを愛知県大府市に設立。
1964(昭和39)年 プロパンガス充填販売を開始(旧揖斐川アセチレン)。
アセチレン設備を月産100トンに増強(旧揖斐電アセチレン)。
1965(昭和40)年 工業用中和材の製造販売を開始(旧揖斐電アセチレン)。
1970(昭和45)年 炭酸ガスの充填販売を開始(旧揖斐川アセチレン)。
1971(昭和46)年 炭酸ガス充填(月産100トン)および、酸素ガス充填(月産9万立米)を開始(旧揖斐電アセチレン)。
1972(昭和47)年 酸素・窒素の充填販売を開始(旧揖斐川アセチレン)。
1974(昭和49)年 炭酸ガス充填設備増設(月産100トン)、容器再検査開始(旧揖斐電アセチレン)。
1975(昭和50)年 容器再検査設備を増設(旧揖斐電アセチレン)。
1978(昭和53)年 泉北工場開設に伴い、本社工場から酸素・窒素充填設備を移設。
フロンガスの充填販売を開始(旧揖斐川アセチレン)。
1980(昭和55)年 医療用酸素の充填販売を開始(旧揖斐川アセチレン)。
1982(昭和57)年 揖斐川電気工業(株)社名をイビデン(株)に変更
泉北工場にプロパン・ブタン充填設備を新設、操業開始(旧揖斐川アセチレン)。
1983(昭和58)年 泉北工場に石灰スラリー製造設備を新設、操業開始(旧揖斐川アセチレン)。
1984(昭和59)年 アセチレン集中生産実施。アセチレン設備を月産165トンに増強(旧揖斐電アセチレン)。
1991(平成3)年 本社・工場を大阪府高石市高砂3丁目79番地(旧泉北工場)に移転。
エアゾール設備を新設、充填販売を開始(旧揖斐川アセチレン)。
1998(平成10)年 炭素製品(EDM)の販売を開始(旧揖斐川アセチレン)。
2000(平成12)年5月 大阪支店を新大阪に開設(旧揖斐川アセチレン)。
2000(平成12)年10月 「イビデンケミカル」が発足。本社を岐阜県大垣市へ移転。
イビデン(株)よりカーバイド・フェロ窒化珪素の事業を承継。
2002(平成14)年2月 イビデンケミカル(株)大府工場製造部門を分離、合弁会社中部合同アセチレン(株)を設立。
2004(平成16)年4月 環境関連を新規に開始。健康関連事業をイビデン(株)より承継し、事業開始。
一方、炭素製品事業をイビデン(株)へ移管。
2014(平成26)年3月 一般建設業(管工事業・機械器具設置工事業)の免許を取得。
2015(平成27)年2月 本社を現在地に移転。
2018(平成30)年4月 ISO9001 2015年版の認証取得(認証範囲:高石事業所・Eケミカル事業部フェロ窒化珪素)。
2018(平成30)年8月 高石事業所LPG充填装置を更新。
2019(令和元) 年7月 創立60周年を機に、企業理念を策定。
2019(令和元) 年9月 合弁会社中部合同アセチレン(株)を解散。
2021(令和3) 年11月 炭素製品の特殊電極棒販売を終了。
2022(令和4) 年10月 高石事業所LPG充填能力を増強。
2023(令和5) 年5月 アセチレンの販売を終了。
2024(令和6) 年3月 ガーバイドおよびフェロ窒化珪素の販売を終了。
2024(令和6) 年3月 ISO9001 認証範囲の縮小(認証範囲:高石事業所)。

PEOPLEイビデンケミカルの人

イビデンケミカルには幅広い事業フィールドがあり、それぞれの場所で個性豊かな社員が活躍しています。